• 讃岐賢一(管理者)

改めて思う。しみ抜きは奥深い。


クリスマス・そして年末が押し迫る昨今ですが、昨日も今日もせっせとしみ抜き。

そんな中でちょっとしみ抜きの奥深さを改めて感じる事例がありました。

コチラ、インクのような墨汁のような正体不明のグレーのしみ。

正体不明のしみに対しては、油性の処理から行うことが鉄則。しかし、一口で

【油性処理】と言っても、弊社では6種類の薬剤を持っています。

同じ油性でもそれぞれに得意分野があり、濯ぐ液自体が油性処理になる溶剤・安さが取り柄の薬品・軽度のボールペンしみに効く薬剤・樹脂を軟化させる薬剤・色素に効く薬剤など・・・。

今回は2種類目の油性処理剤で少ししみが薄くなったので、片っ端から油性処理剤を試しました。そして、6種類の油性処理剤の中で1種類だけ劇的に効く薬剤があり、結果としてすんなり落とせました。この薬剤は2年ほど前に新規導入したのですが、これと最初に少ししみが薄くなった薬剤以外の油性処理薬剤4種類では全くしみが薄くなりませんでした。

もし1種類目の油性処理でシミが動かずそこで諦めてしまっていたら、もし弊社が2年前にその薬品を導入していなかったら、このしみは落ちないものとして処理されていたかもしれません。

油性処理という一括りの中でも、選択した薬剤で大きくしみ抜きの結果が変わるという珍しい事例でした。

でもしみ抜きは油性処理だけではありません。タンパク処理・タンニン処理・色素落とし・サビ落とし・漂白・樹脂の溶解など、様々な薬品があります。中には服の染料を脱色してしまったり、生地を溶かしてしまったりする劇薬もあります。

そして、その薬品をきちんと活かすには知識と経験が必要です。

これからも勉強会などに参加し、日々精進していきたいと思います。

#しみ抜き #クリーニング

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