• 讃岐賢一(管理者)

チノパンについた茶色い古いしみ ~弊社が特急のしみ抜きを受け付けなくなった理由~


半年のご無沙汰です。

気が付けば繁忙期が過ぎ去り、クリーニング業界には厳しい『夏』がやってきました。

今のうちに秋冬のセール準備や将来への種まきをしなくちゃ…。

なんて現況はこれくらいにして、久々のシミ抜きブログはチノパンについた茶色いしみです。

写真中央付近に茶色いシミが数か所ありますが、よ~く観察すると、シミの周辺1cmくらいが、他の部分より少しきれいになっています。

これ、弊社が昔やったのか他社さんがやったのか、はたまたお客様が自力でいじくったのかはわかりませんが、シミ抜きをしてシミが取れずにその周囲の汚れだけきれいになって悪目立ちしたパターン…。今の私は有料のしみ抜きをこんな宙ぶらりんで終わらせたりはしません。

少々広範囲に強力な部分漂白をして、茶色いシミ自体は取れました。しかし、きれいになりすぎた悪目立ちをどうにかしなくてはいけません。

方法は二種類

①汚し色をかけて周りの汚れの色に馴染ませる

②全体漂白をかけて全体をきれいにする。

ワタシが行うのはほとんどが②のパターン。

その場所だけをちゃっちゃとしみ抜きして『ハイ、おしまい!』というわけにはいかないのです。

全体漂白→中和を兼ねて水洗い→再度全体のシミをチェック→仕上げ という手順になります。

弊社のシミ抜きシステムを方法から金額から大きく変更したのが昨年の3月中旬。

正直それまでのシミ抜きでは『お客様から高い金額をもらえない』『高い金額をもらえないとあまり手間をかけられない』という悪循環で、普通のチェーン店レベルのシミ抜きでした。

しかし、『衣類のしみ抜きさくら会』というシミ抜きの会に入会し、『ちゃんとしたシミ抜きをやり、ちゃんとその対価をいただく』という風に方針を転換しました。

弊社が現在シミ抜きで使用しているしみ抜きの指示タグは、弊社オリジナルの特注です。

タグメーカーさんがこのコンセプトを気に入り、大手クリーニング店に紹介してくれているのですが、大手さんからの反応は芳しくないようです。

『そんな手間かけてられない』というのが主な理由なそうですが…でも、シミが落ちないシミ抜きって何の価値もないと思うのですがいかがでしょうか?

弊社はチェーン店という制約の中でも、シミ抜きを頑張っていこうと思っています。

そして、そのシミ抜き品質を保つためには、時間をかけないといけない場合も多々あります。特急仕上げというお客様との約束を優先するとどうしてもシミ抜きは二の次となり、他のチェーン店と同じことしかできなくなってしまいます。

言い訳がましくなってしまいますが、ちゃんとしたシミ抜きをするためには時間がかかることをご理解いただければと思います。

#シミ抜き #漂白

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